著:あなしん 先生

あのあやちゃんが男だったという
現実を受け入れられない美月だが、
何がどうなっても彼があやちゃんで
あるという事実は変わらないらしい。
鳳城高校というバスケの名門校の
2年生・・バスケ部のエースらしい。
神山 亜哉(かみやま あや)
「…男がいるのは想定外だったけど。」
「じゃあね美月、また会いに来るよ。」
そう言い残して去っていった亜哉。
こんな状況を見て、立ち尽くすことしか
出来なかった永久だけど…何を思ったろう。
一緒に帰ろうと先程まで言っていた永久は
この後練習をするからと言って戻ってった。
一緒に帰るという話はなかったことになるし、
その後も学校等で会っても美月にだけ随分
そっけない態度を取るようになっていく。

永久の冷めた態度に落ち込み考えすぎて
夜も眠れない‥なんてことになってた
美月だったけど、実はその行動は永久の
無自覚な行動だったと知ることになった。
亜哉の態度や言動にムカついての行動
だったみたいだけど、美月に言われて
やっと自分が美月を避けるような態度を
とっていたことに気づいたようだったw
バスケの話・・が1つだとは思う。
負けないっていうのね。
でも『いろいろと』ってw
見た感じだけど、亜哉は美月のこと
女の子としてみてる気するし、永久
もそういう意味で意識してるふうに
見えるんだよな‥考え過ぎだろうか?w
そういう意味で負けない…
だったらいいなと思ったりした。

亜哉が男だったという現実とか、
未だに昔と比べてあまり変われれてない
自分のこととか‥いろいろ考えてたら
バイト中(外掃除)泣き出してしまう美月。
慌てたりじたばたしたりしているところ
から4人に見られていたのだけれど、全く
それに気づかないまま泣き出していた。
幼い頃仲が良かったのに、離れ離れに
なってしまったのは亜哉の親が海外に
転勤‥とかだったのかな?それを理由に
アメリカに引っ越してしまったらしい。
そこで離れ離れになっていた間亜哉は
努力を続け今もバスケを続けている。
自分は寂しがってただけだったのに…
いろんな感情が溢れちゃったのね。
それに気付いて突然あたふたする3人。
でも永久だけは迷わず出ていって…
…結局バスケに付き合わされたのだけどw
永久ってちょいちょい言葉足らずだよw
前にも、レイナと仲直りしたいって話
してた時のこと、「脱ごうか?」ってw
一肌脱ごうか?だったんだろうけどさ、
なんか足りてなくて誤解を生むわ彼ww

「じゃあ次入ったらいいことあるよ美月。」
バスケ、面白いくらい下手くそな
美月だったけど、4人に教えて貰って
少しずつマシになっていったところで
瑠衣にそんなことを言われる…。
(私も成長したいな。
振り向いてもらえるくらいに。)
そのシュートは、惜しくも少しずれ
ゴールから落ちそうになる…けどそれを
ダンクで決めてくれた永久だった。
叶うと…いいな。頑張れ美月!!
そんなことをしていた頃、実は亜哉も似た
ようなことをしていてシュートを決めた。
「(入んなかったらIH(インターハイ)
終わるまで我慢しようと思ってたのに
なぁ…)もう行っちゃうか、会いに。」
いろいろと、動き出しそうです。

亜哉から美月の彼氏だと思われていた
誤解をわざわざといて美月のバイト先
までご丁寧に教えてしまった永久w
鈍感もここまで来ると哀れだな‥w
それでこんな伝言を頼まれたけど、
そこは、はっきりと敵意を向けた。
永久の美月に対する気持ちはきっと
恋なんだと思う。でも本人はまだ
それを自覚していないのかもしれない。
または、バスケの方が大事だからと
考えないようにしているのかな??
少し後になって描かれてるんだけど‥
「俺あんたに負けたくないんで…バスケ。」
って言ったらしいんだよ永久ww
亜哉から見たってそれだけじゃない
様子は気付いてしまうようだけど。
永久、気持ちには気づけてないけど、
行動としては嫉妬みたいな態度が
ちょいちょい出て来るようになる。

「明日昼休み大事な話あるから屋上来て」
そんなメールを貰って、違う可能性を
考えつつも『告白?』なんて期待を
捨てきれずにいた美月だったけど…
「あの人コートに来てたよ。」
「美月に会いたかったみたい。
あそこでバイトしてるって知って
また会いに来るっつってた。」
それを話すためにわざわざ呼び出して
くれたようだ。でも美月にとっては
全く嬉しくない話だったろうからね。
好きな人から、他の男が会いたがってる
なんて話されて嬉しいわけがないよ。

IHの練習で忙しくなるからしばらく
の間バイト先(カフェ)には行けない
という話をするために、わざわざ
ファンの取り巻きを抜けて電話を
くれて教えてくれた永久だった。
寂しいなと思う気持ちもあった
けど、応援したい…気合を込めて
応援の言葉を伝えた美月だった。
でもそんなある時、バイト先まで
亜哉が会いに来る‥昔に比べて随分
軽い発言をする男子になっていて…
「あやちゃんはそんなこと言わ
ない…っ。やっぱり全然違う…っ。」
きっとモテるんだろうね、エースだし。
それでそんなモテスキルを身に着けて
しまったんだと思うけど、美月には
それは全く効かなくてむしろ逆効果w
その上で、昔のように何かあったら
言ってと言ってくれた亜哉に対して…
「バスケしてる人って何してもらったら
嬉しいかな?…試合前とか。何してあげ
たら頑張ろう!って気になれると思う‥?」
自分に好意を持つ男に他の男を対象と
した質問してもねぇ…鈍感ちゃんつらいw
そんな質問で、こんな態度の亜哉。
彼としては本気なんだろうけど、
美月は気付いていないんだろうな。
そんな光景を見てしまったのは
そこを通りかかった恭介さん。
…余計なこと言わないでくれると
いいけど…この先どうなるやら。
美月は冗談で済ませてしまったけど、
その日の別れ際、亜哉は美月に
デートのお誘いをしてきた。
「試合終わったらデートしよう。」
いろいろ不安しかない…w
~ひとこと~
2巻でしたぁ~!!
なんと言いますか…複雑だw
見た感じ美月と永久は両想いっぽい
雰囲気めっちゃ出てるのに、永久は
その気持ちを全く自覚してないし、
そんな状況で亜哉はぐいぐい来る。
でもそれに対して美月は全部冗談と
思ってスルーしてて、そこは少し
亜哉が可哀想なところでもあるし…
どうなってくんでしょうねこの話。
気持ちを自覚していないくせに、
態度や言動ではさらっと美月を
ときめかせるようなことが多い
のも、永久の厄介なところですw
まだ先は長いです。
また3巻で!!