著:宮原るり 先生

書生カフェで、律ちゃんから
相談を受けることになった林。
黒川さんと話したりしたくて
早めに行った林だったけど、
黒川さんは未だ林は宇佐くん
を好きだと思ってるようで‥
「おつかれさま。
ゆっくりしてって。」
困ったことに、黒川さんから
慰められる構図が完成した 笑
うわー、林黒川さんのことを
好きなのにこれってきつい‥。
地味にアピールを続けていたのに
全然届いてないってことだよね。
1番きついパターンだなこれ。
頑張れ、きついけど負けるな。
この後、書生カフェに遊びに
来た椎名と佐久間‥椎名も似た
ような思いをすることになる 笑
多分、椎名が好きなの佐久間
なのに、佐久間は椎名の好きな
人は宇佐くんだと思ってて‥
鈍感な男好きになると大変ね。

この2人は進展するのかな??
でも林もちょいちょい頑張って
アピールしてくみたいだし、
告白する気もあるみたいだし。
最初は本当に堅物でしかなかった
律ちゃんが今では恋する乙女で
可愛すぎるくらいに変化したもの、
林もこの堅物な黒川さんを変える
ことができるって信じてみよう。
林の粘り強さがあればきっと、
どんな結果でも頑張れるよね。

シロさんの担当編集だという
飯島さんが河合荘にやってきた。
この、眼鏡スーツのお兄さんね。
シロさん、エセじゃなく本当に
ちゃんとした作家やってたみたい。
そこで、別に今まで隠していた
わけではないらしいけど、最近
よく話題に上がる律ちゃんが
読んでる本『正しい後悔の仕方』
の作者先生だったと判明して‥笑
シロさん、城崎っていう名字は
知ってたけど名前初めて出たよ。
城崎 志弦(しろさき しづる)
まさか10巻になって本名出るとは。
そして変人ニートと思われていた
彼が結構有名な小説家だったとは 笑
ずっと大好きだった本の作者が
あのシロさんであることを知り
ショックが隠せない律ちゃん。
そして麻弓さんも‥
ずっとただの変態ニートだと
思っていた、自分の犬程度の
存在だったシロさんが才能ある
作家だったなんて現実をすぐに
受け止められない感じだろうか。

これまでの恋にろくなことが
なく、新しい恋をする相手に
この飯島さんをと考えていた
麻弓さん、本気で攻めるから
邪魔するなと彩花に釘を刺した
くらいだったのに攻めれてない。
これは、どういう心境の変化?
シロさんのことを知ってから、
なんだか様子がおかしいな。
‥シロさんが、変わってしまう
ように感じて、そんなことない
シロはシロだって思いながらも
混乱しちゃってる感じだろうか。
麻弓さんが大人しいと
なんか落ち着かない 笑

飯島さん、今の状況を受け入れ
られてない麻弓さんを更に煽る
ようなことを言って帰ってった。
その後の麻弓さん‥いつも以上
にシロさんを犬のように扱う。
まあ、シロさんは相変わらずの
ドMだからいいんだけど、この
どうしようもない空気感よ 苦笑
「スネてるだけでしょ。」
麻弓さんの今の行動のわけを
そんなふうに言った宇佐くん。
スネてる‥のか、そうなのね。
いろいろ複雑な気持ちがあって
こーなってるのかなと思ったけど、
そこらイマイチ理解できてない 笑
「麻弓ちゃんならでは(のスネ
方よね…でも、次は心配ねぇ。)」
そう、住子さんは言ってたけど、
次ってどういうことだろう。
麻弓さんのいつ暴走落ち着くかな?

ほんっと律ちゃん可愛すぎて♡♡
そして気持ちはわかるが宇佐くん
顔だらしなすぎて笑うわ 笑
律ちゃん卒業しても河合荘に
残ることを考えてるみたい。
一緒にいられることで不安は
減るけど、2人が河合荘にいる
うちは彼氏彼女(仮)なんだろう。
(仮)の間は、お互い何も手出し
できない状況なわけだが‥
それはそれでいいんだろうか。

律ちゃんはこのまま、(仮)のまま
では嫌だったんだろうな。それ
だけが理由ではないかもしれない
けど、このままを望む宇佐くんに
少々苛ついているような態度を
見せることもあった気がするし。
これからの自分の成長のためにも
独り立ちはいい経験になると思う。
でも、宇佐くんにもちゃんと話して
お互い納得行くようにしないとね。
‥なんて、思っていた矢先のこと。
「多分、俺が先かな。」
律ちゃんが河合荘を出ていくという
話‥律ちゃんよりも先に、シロさん
が出ていくなんて突然言い出して‥
ここ最近、飯島さんが来てから
シロさんは寝る間を惜しんで執筆
作業に没頭することが増えてた。
その関係でってことなんだろうか。
いろいろ、伏線のようなものは
少なからずあったような気がする。
飯島さんがシロさんにその時が来たら
教えて下さいと、用意して待ってる
みたいなことを言っていたのも、
麻弓さんのことであのままでいて
くれるかななんて言ってたのも。
シロさんがこれまで隠してた
わけじゃないにしても、明かして
こなかった小説家人生に何か関係
している内容だったんだろうか。
次巻が気になって仕方ない 笑
~ひとこと~
僕らはみんな河合荘10巻でした。
今回も1冊の中に本当にたくさん
書きたい内容が詰め込まれてて、
書きたいことが多すぎて無理やり
まとめたら律ちゃんと宇佐くんの
話がほとんど紹介出来ず申し訳ない。
でも律ちゃんの可愛さだけはお伝え
したかったのでほんの少しだけは
詰め込ませていただきました。
今回はシロさんのことが個人的に
爆弾すぎてそれで頭がいっぱい。
麻弓さんも大暴走しちゃうし、
最後、シロさん出ていくとか
言い出すし‥河合荘での執筆に
ずっと煮詰まっている様子だった
から出ていくと決めたんだろうか。
詳細はまだ何もわからないけど、
次巻全て明かされると願います。