著:中山幸 先生

この日はオーナーの予防接種で
動物病院に行った店長と苺香。
注射を嫌がる動物は多いだろうに
オーナーは全然平気そうだった 笑
そんな帰り道、オーナーは平気なのに
店長は注射が苦手だという会話から
「店長さんが病院行く時も私
つきそいますね!誰かと一緒
ならきっと怖くないですよ。」
あれ、この2人付き合ってないよね?
忘れてるだけでもう付き合ってる?
まだそこまで進展してないはずです 笑
でもほんと、もう付き合ってますよと
言われた方がしっくり来る時がある。
そして気持ちの面では両想いなのに
大事なところでいつもタイミングが
悪くて一向に進展しそうにない 笑
恋愛はタイミングとかいうけどこの
2人の場合好きになるタイミングは
ぴったりなのに前に進めない期間が
ずーっと続いてて、もう運命に邪魔
されてるんじゃと思えてくる 笑

人身事故の影響で電車が止まって
しまったある日、時間を潰しにと
閉店後のお店でババ抜きをしていた。
店長・秋月くん・夏帆・苺香の4人で
やってて、やたらと真剣な苺香はずっと
険しい表情をしてて周囲を混乱させたし
夏帆と店長はババを持ってるのが表情に
出すぎて秋月くんにバレバレだったし‥
性格がよくわかるトランプ勝負だった。
そんな帰り道‥これはこれは最高か 笑
これが恋愛的な意味なのか、一緒にいて
楽だとか気が合うからとか友情的な
意味なのかはたまたそれ以外の何かか‥
わからん、わからんけど私なら好きな子、
または少しでも気になってる子にこんな
こと言われたら非常に舞い上がるだろう 笑
え、これどーなるの、気になる !!!

私なら舞い上がると言ったが、秋月くんは
迷走した、ものすっごい迷走しまくって
からかわれたんだ、冗談だったんだと1人
落ち込んでしまってた‥これがツンデレの
思考回路だっていうならちょっとつらい。
考えすぎて、仕事もミスしまくりで、
ちょっとした怪我までしちゃって‥
最終的に夏帆を警戒するとか考えた
結果めっちゃ見つめることになって。
「秋月くん今日私のこと
見つめてきすぎ!」
本人に言われるくらいガン見だった 笑
好意を自覚してないのか認めたくない
のかわからないけど、秋月くん女性と
関わるの苦手なのに夏帆に対しては
普通でいられるし趣味も合うし
一緒にいて楽しそうだったし。
もしかしたらこんな内容前にも
書いてたかもしれないですね 笑
夏帆のこと好きなんじゃないかなと
思う描写がこれまでも結構あって…
でもやっぱ夏帆からはまだそういう
気持ちはないのかな、残念だけど。
でもそういうの抜きにしても夏帆は秋月
くんにすごく心許してるし一緒にいて
楽しいって感じてる‥これは嬉しいよな。
散々迷走して疲れ切った秋月くんに
夏帆の言葉は泣く程嬉しかったみたい。
うん、ほんと‥ツンデレ男子かわいい 笑
リアルにいたらどう思うかわかんないけど
一先ず秋月くんはさいっこうに萌えるよ。

美雨が編集さんからスカウトされた。
普段から美雨に対しては苦手意識が強い
ひでりだったけど、この件に関しては
素直に応援したいと言ってくれてた。
でも美雨はまだ、この話を受けるか
どうか悩み決めかねている状態だった。
これまでは趣味だから間に合わなくとも
自己責任で諦めることも出来たけど、
仕事にしてしまったらそうはいかない。
それにその話を受けたらスティーレで
働いている時間もなく辞めることになり
ちょっと寂しいということもあるらしい。
後者はともかく前者はプロになるなら
当たり前のことで、ひでりにとって
美雨の言葉は甘えでしかなかった。
だからこそ、ちょっときついことも
言ったけどこれはほんと正論だった。
まず同人作家さんとしても、楽しみに
待っているファンがいるわけだから、
ひでり的にはそういう考えで向き合う
のはダメだろうと思ったんだろうな。
美雨の本を読んだことは一度もない
ひでりの言葉だったけど、中途半端な
気持ちで向き合っていた美雨の心には
きちんと届いてくれたみたいだった。
どんな選択をしても、彼女の
創作活動を今後も応援できる
選択をしてくれることを願おう。

突然ですが店長の母親がやってきた !!
名前は『ソフィア』、実家で経営している
カフェを継ぐようにずっとお願いされてて
それを断り続けてたらついに日本にまで
来てしまったということらしかった 笑
ほら、ディーノってこう見えてがっつり
オタクじゃないですか、でもソフィアは
そういうものへの理解がない方らしく‥
なんとか納得させようと口にしたのが
好きな人がいるからという話だった。
これは‥苺香のことを考えているのか
全然そこまで考えてない発言なのか、
ちょっとなんとも言えない感じだけど
言ってしまったからには行動しないと
きっとソフィアは納得しないだろう。
きっかけはこんなでも、もしかしたら
これは2人の進展のチャンスになるかも‥

その後もソフィアはスティーレに
通い続け‥店長は嫌がってたけど、
海外の人とお話したい苺香は積極的
にソフィアと関わろうとしていて‥
緊張しすぎてひっどい表情してるけど
どうやらソフィアの目には眩しいくらい
可愛らしい笑顔にうつったようだった。
‥これが血か、って思ったよね 笑
そして苺香を気に入ったソフィアは
息子と一緒に連れて変える恋人候補を
勝手に苺香にしようと決めたらしい。
何、この子にしない?って、好きな子
ってそーやって決めるものだっけ ?? 笑
やばいおもしろすぎる、店長が
どう思ったかは別として、一先ず
ソフィアniceって思っちゃった 笑

「好きなって…そんなこと…。」
(いや…好きデスが???)
ソフィアからの突然の提案に焦った店長
は仕事中だからとその場では何も答えず
逃げたけど、ソフィアは苺香のことを
もう(未来の)嫁認定してしまってた 笑
苺香が接客しようとソフィアに挨拶
したところですぐに店長を呼ばれ、
何か失態を犯してしまったのかもと
苺香は勘違いして可哀相だったね。
勘違いが晴れることもないまま、
店長が観光のためソフィアを連れ
出かけた先で偶然、苺香と遭遇。
ほんと最高のタイミングすぎるな 笑
失態を挽回するチャンスだと一生懸命
イタリア語で話しかけようとする苺香。
それが通じてもソフィアは全く日本語が
話せず、ソフィアのイタリア語を簡単に
苺香が理解できそうもなく2人で会話は
成り立つはずもないと思われたのに‥
ソフィアはわかりやすい単語で
嫁においでアピールを始めた 笑
さすがにこれは伝わっちゃうわ。
marry (結婚する) よりもwedding
(結婚式) の方が誤解もなく確実に
言いたいこと伝わりそうですし 笑
えーー何これおもしろーい wwww
どうすんだろ、ほんとどーすんだ。
~ひとこと~
さ い こ う か !!! wwwwwww
ちょいちょい文章が暴走してしまって
ごめんなさい、全く想像してなかった
お母様の登場から展開がおもしろくて
めっちゃクスクスしながら書いてたら
心の声がそのまま文字になりました 笑
読みにくかったらほんとすみません。
あと秋月くんのあたりもですかね、
私別にそこまでツンデレ男子萌え
とかなかったはずなんですけど、
秋月くんはツボでして‥多分夏帆と
2人セットで好きなんだと思います。
今後進展するにしろしないにしろ、
本当にちょっとのことが可愛くって
いちいちキュンキュンさせられました。
相変わらず最高に萌えが詰まってるなと
久々に読んだ新刊でちょっと満たされた
ような気持ちになってる現在です 笑
個人的には秋月くん×夏帆が一番好き
ですが、やはりディーノ×苺香も気に
なる2人ではありまして‥あと少しだけ
ほぼモブ扱いで顔すら見切れたままの
伊藤(イトウ)くんと麻冬さんの今後も
‥気になる要素が多すぎて楽しい !!
また次巻どんなお話に進んでいくのか
のんびり楽しみに待とうと思います。
暴走失礼しました、お付き合い
頂いた方ありがとうございます。