著者
原作:神永学 先生
作画:小田すずか 先生

それぞれが捜査を始めた。
石井さんはバーに集まった
メンバーの身辺調査、そして
後藤さんは八雲と合流し神山
が本物か見極めに行くことに。
神山の話では、霊媒師を初めた
のは5.6年前殻でそれ以前は
高校で教師をしていたという。
ある時激しいめまいに襲われ
生死の境を彷徨っていた…
それから目を覚ますと、なぜか
両眼が真っ赤に染まっていた。
そういう、突然のものだという。
彼の眼についての話が終わると、
協力を求められる八雲だった。
霊が強い恨みを抱いていると。
でも八雲が見える霊の想いには、
苦しみや悲しみの中にも光がある。
神山とは違って見えているのだ。
その上、里佳の霊が憎しみで関係
している人間を呪っている…そして
麻美はそれに巻き込まれたと話した。
だからかな、彼は協力を断った。
最後に、突然ふられた話だった。
それは…八雲の父親を名乗る男の
話なんだろうか…性格には謎だが、
神山は霊媒師になろうと修行して
いた時に声をかけられたという。
…また、彼が関わってるのか??

真琴は、調査は警察に任せておけと
言われていたらしいのだけれどただ
黙っていることも出来ず独自に例の
暴行事件について調べようとした。
そこで見つけたのが最近話題だと
いう某エロサイト、強姦ものの
動画を扱っているらしい…そこに
まさかの里佳さんの強姦事件の
映像が流れていることを知った。
あまりにひどい晒され方をして
いた…でもその中で目についた…
これ、もしかして本当に村瀬さん
じゃない???腕の刺青…違うか?
村瀬さんのは左腕にあった。
この刺青…もしかして何かの
組織とか、集団で入れてるの?
…でも、やっぱり村瀬さん
何かを知ってるよねこれ。

例のバーに集まった人達の
身辺調査をしていた石井さん。
村瀬さんと裕也くんについて
調べていたときのことだった。
・村瀬伸一
・井出裕也
どちらも周りからの評判はよく
疑う余地はない…そう思った矢先。
村瀬さんの住むマンションの契約
書を確認すると、そこの名義人が
『大利和志』となっていたのだ。
…大利、彼は例の暴行事件の犯人と
して逮捕された男の名前…なぜ??
ここで大利との繋がりが見つかる。
そして、これが分かる少し前に
明かされた事実があったのだけど…
井出裕也。なんか似た名字だなと
思っていたんだけどね、暴行事件で
島村と後藤さんを担当から外した
上司、井手内さんと言った。彼は
この裕也の父親だというのだ…。
似てるけど、名字違うよね~なんて
思っていたけど…もしかしてあの事件
いろんな裏工作が行われてたのか?
村瀬宅に裕也がずっといるのも、
理由が気になるところではあるし。
こう考えると、裕也もその事件に
関わっているか、または村瀬さんに
何か大きな仮でもあって彼のために
警察内での裏工作をお願いした…とか?
ややこしい…考えてみても
わからん。謎増えたわぁw

3巻の方で少しだけ書いた内容。
八雲の父親を名乗る男からだと
受け取ったメモと共にあったこの
ネックレス。これは母親の…形見?
それを八雲は晴香に持っていて
欲しいと言ってくれたのだった。
母親の話まだ出てなかったっけ?
昔八雲を殺そうとした、彼の
赤い眼を嫌がって…なんだろうか。
そんな程度しか出てきてなかった
かもしれないね、そういえば。
八雲の母親は…既に亡くなってる?

真琴が調べた情報を後藤さんや
石井に伝えた真琴、そこで例の
動画を見せると、石井が叫んだ。
「やっぱりそうだったんだ…!」
村瀬さんのマンションの名義人の話。
え?まさかの同一人物なの?
刺青…反対腕な気がしてるの
私の見間違えだったりします?
でも…確かに刺青の位置の話は
置いとくと、同一人物であると
言う可能性は十分あるだろう。

少しずつ捜査が進んでいく中、
更に事件は進行していっていた。
裕也…井手内さんの息子だもの、
井出って名字は偽名だった様子の
彼なんだけども…今度は彼が密室
から消えてしまったのだという。
そして、その次に襲われる危険が
あるのは真琴…そんな話をした
矢先、これまでのような消えると
いう形ではなかったものの、何者
か(男)に襲われて真琴は入院した。
この時は、石井が即座に危険を
察知して真琴の元へかけつけた
からこの程度で済んだようだった。
八雲は何かを決心したように
行動に出だした。まずは霊の
いるというマンションの屋上。
そこに、里佳さんの霊はまだいた
らしい…そして八雲は、自分の声
では届かないから彼に除霊して貰う
しか…そう、言っていたけど彼って?
そのまま真琴の入院する病院で
今度は真琴から話を聞く。その
内容は、麻美に関すること…。
大学の同級生だという麻美は、
過去に1ヶ月ほど病気を理由に
連絡が取れず、その後は実家に
帰ってしまったらしいというのだ。
何か…その期間にあったのか…?
そしてもう一つ、真琴に対して、
霊の動画を見ていない八雲は
刺青の位置を確認してきた。
…左…だったっけ?あれ??
動画では里佳さんに覆い被さる
形で男が乗っているように見えた。
その男の右腕にあったと思った。
…あれ??…わからない…ww
ちなみに、村瀬さんの腕にあった
のは左腕だったと認識してます。

神山も刺繍のことを確認して
来ていたという話を聞いて、
八雲は慌てて行動に出だした。
これまでまだ推測に過ぎない
からと詳細も語らなければ
行動に出ることもしなかった。
「後藤さん予定変更です。準備は
整っていませんが行きましょう……。」
幽霊退治に行く…そう言った八雲は、
真琴に一つお願いをしていった。
「警察署長…あなたのお父さんをある
場所に連れて来て欲しいんです。」
やはり警察内部で何かもみ消しが
行われていた可能性…だろうか。
そこに井手内が関わっていたのは
ほぼ確定だと思うが…一体どうして…
そんなこんなで、まずは麻美の部屋。
そこで見えてきたのは、霊ではなく
人が作り出すトリックで出来上がった
様々な現象と、その協力者の存在。
「今回の消失現象は、彼女(麻美)自ら
引き起こした自作自演の事件だった。」
そしてその協力者として、神山が
存在していたであろうということ。
立証が済んだ一行は、次は神山の
部屋に向かう、生憎神山は不在。
だがその部屋には麻美がいた。
飯田瑞穂…と名乗って八雲の元へ
依頼に来た女性の正体も実は
この麻美だったのだと話す八雲。
「彼女達の目的は詐欺では
なく…復讐だったんです。」
「あなたも沢口里佳さんと同じ男
から暴行をうけた被害者だった。」
八雲の言葉に、涙を流しその場に
崩れ落ちた麻美は、少しずつ真実
を口に出し始めた。とても恐ろしい
思いをして、今度は警察官にまで
ひどい扱いを受け…彼女の受けた
辛い思いをひたすら聞いていた。
八雲の中ではもう、全てに答えが
出ているのかもしれない。そして、
この言い方だと神山は詐欺師だと
でも言ってるような雰囲気だね。
事実そうなのかもしれない。
裕也が危険だとなった時神山は、
莫大な金を積み込めば助かる…
そんなような内容を話したらしい。
事実はわからないけれど、今回の
事件は里佳さんの霊の意図とは
違う人の思いが働いているようだ。
神山はバーに入るという話を
聞き急いで駆けつける一行。
襲い掛かってくる村瀬…大利和志。
トイレに拘束されていたマスター
の八木慶太。八木は元国会議員の
息子…秘書の給料を横領するなど、
悪い意味で話題になっていた人の
息子だったようだ。既に父親は
亡くなってしまっているらしい。
そしていつからいたのか、部屋
から出てきたのは神山だった。
~ひとこと~
これから全てが明らかになるのか
という所で、続きはまた次巻です。
でもすでにいくつかの件が明らかに
なり始めていますね。…そして、
紹介しそびれた件がもう1つある。
自殺…という事件の話の再調査に
より明らかになった件だった。
当時後藤さんの相棒・島村が調べて
来た内容から、やはり里佳は遺書を
用意していたらしいということ。
そしてそれが何者かによって消し
去られた情報だったということ。
その辺の内容も、ここから今回の
事件に関連して明らかになって
行くんだろうか…ではまた次巻で!