著者
原作:日向夏 先生
作画:ねこクラゲ 先生

なんやかんやあり、元いた後宮では
なく役所がそろった官達の職場で
ある外廷で働くことになった猫猫。
そこまで難しくはない試験を受け
何かしらの仕事につけようとした
壬氏様だったが、勉強が好きでは
ない猫猫は見事にそれに落ちた 笑
その結果、猫猫は壬氏様直属の下女
という扱いに収まることになった。
外廷で働く官女(家柄と教養のある
者)達からの嫉妬はすごそうだけど、
そこも猫猫は乗り越えていけそう‥
多少痛い思いはしていたけれど。
そんな中猫猫の脳裏に浮かぶ男。
名前を出すのもおぞましいという
この男これまで出てきてたっけ?
ちょっと記憶になくてもし既に
出てきてる人物ならすみません。
一体だれのことだろう‥ここで
猫猫が思い浮かべたということは
この先何らかの形で出てくるよね。
危ない感じではないとありがたいが‥

暇になると猫猫は外廷内を散策する。
武官が多い東側の方には近づかない
ようにと言われているのだけれど、
その周辺でもうろついてたのかな?
「ここで何をしているんですか。」
殴られました、彼女に 苦笑
彼女は、外廷で働く官女の一人。
中でもひと際目を引く‥猫猫曰く
素材は一級品なのに惜しい化粧だ
なんて言っていた人なんだけど。
何かあるんだろうかね、この人。
ちょいちょい目立つ描写があり
この先のお話に何か大きく関わる
存在になるのかと‥気になる所。

梨花妃の推薦で妃達達の教育係に
任命された猫猫。おそらく昔梨花妃
に猫猫が伝えたあるアドバイスが
きっかけになっていたんだろう 笑
上級妃のみが集まるそこには阿多妃
の後釜・楼蘭(ロウラン)妃もいた。
そこでの教育は、里樹妃には大分
衝撃の強いものだったようだが、
楼蘭妃は最初から最後までこの
すました表情を崩さなかった。
どんな人物なのか‥まだまだ謎。
そのうち何かしら描かれるかな?

「さあてどうする?朕の花の園を
手入れする庭師であろうお前は。」
どんな話をしていたのかは謎だが、
そんなことを壬氏様に言ったのは皇帝。
壬氏様は一体何を抱えてるんだろう。
まだまだ謎が多すぎる人物だけど、
彼なりに自分の道を進むために
戦い続けているのかもしれない。
気になりますね‥どんどん
続きが気になってしまう 笑

食料倉庫で小火騒ぎがあった。
小火と言うより爆発した様子。
火種は落ちていた煙管、そして爆発の
原因は倉庫内にあった小麦粉だろう。
小火の原因には容易に気づけたが、
そこに落ちていた煙管が猫猫には
少々疑問を持つものだったらしい。
倉庫番が持つには高価過ぎる
それの持ち主は本当に倉庫番
なのかすら定かではないだろう。
なんでもない話かもしれないけど
少し気になったので紹介しておく。
ほんと、なんでもなかったら
それはそれで‥そのうちこの
煙管の持ち主がわかるといいが。

毒の話に誘われ事件を一つ解決
してみせた猫猫だったが‥結局
毒を口にさせてはもらえず 笑
冬虫夏草をどうしようかと
楽しいことを考え始めた直後
すぐそばに壬氏様がいたと気付く。
その楽しい思考のままあいさつ
した結果こんなふうになった。
なんかもう、壬氏様おもしろい 笑
ほんとこの2人見てて飽きないな。

「馬が合わないと言うか
なんというか、どうも意見
が違ってしまうのだ。」
疲弊しきった様子で壬氏様が
そんなふうに話す男の正体は、
羅漢(らかん)という軍師だった。
羅漢が最近壬氏様につっかかって
くる理由は、猫猫を下女にしたこと
に何か関係があるらしいんだけど‥
おそらく、猫猫が顔も見たくないと
思っている男はこの羅漢だと思う。
一体過去に何があったのだろうか、
それはまだはっきりはしていない。
ただ‥
羅漢が若い頃に見受けも考えたと
いうこの妓女‥猫猫と関係がある
存在なのかもしれないと思った。
結局この話の続きを濁して、羅漢
は謎解きが得意だという壬氏様の
下女・猫猫にある謎解きをさせた。
猫猫によってそれは無事解決する
ことになるが、羅漢はその真実を
最初から知っていたようだった。
そしてその件が解決した後も結局
濁した話の続きを話してはくれず‥
「ああ、妓女の希少価値を下げる
方法ですか、そういうことはその
世界を知る者に聞いたほうが早い。」
その方法に予想はつくが、正直
全く気持ちのいい話ではない。
それを‥もしかして猫猫に聞け
とでも言っているんだろうかね。
嫌な感じだ‥猫猫との関係もその
妓女のことも謎のままに終わった。
~ひとこと~
次回予告で、ほんの少し描かれた
お話、羅漢が答えなかった内容を
多分壬氏様が猫猫に尋ねていた。
過去の話、質問の答え、どう
にも嫌な想像しか浮かばない。
羅漢が出てきてからというもの
ちょっと不穏な感じが多くて、
ちょっとお願いほっこりを 笑
よかったらまたお付き合い下さい。