著:高永ひなこ 先生

先輩が森永に向ける思いが
恋ではないものでも、
こんなふうに言葉にして
伝えてくれるのってすごく
嬉しい事だろうなと思う。
先輩が無意識に言った言葉に
嬉しくてつい余計なことを
言ってしまう森永なので、
先輩は急に恥ずかしくなって
それ以上何も言えなくなる。
結構、森永の自業自得な
とこ多いよね~www

自分が就職してしまったら
先輩の研究を手伝える
人がいなくなってしまう。
それでは駄目だと助手を
見つけるべく面接で助手
候補を決めたはいいけれど…。
美人さんとイケメン君ですね。
助手だけど、自分の立場の
代わりって考えるとどうしても
焦りが出てしまうものなんだろう。
そんだけ、初期に比べたらかなり
先輩も心開いてくれてるけど
森永の中の不安は消えてない
ってことですよね。これも
きっと惚れた弱みってやつだ。

どうしても不安になってしまって
暴走する森永をいつもこう
やって止めてくれるのは先輩だ。
毎度毎度、言ってくれるから
森永も自分の悪いところ
直さないとってなるんだよね。
こうやって見てると、お互いの
足りないところをフォロー
しあえていると感じる。
そういう関係っていいよね。
これが、先輩が向けてくれる
気持ちが恋だって、そう思える
ものだったら、森永の不安も
少しは軽減されるのかも…。
少なからずそういう思いも
入ってると感じる…けど、
きっと本当に恋になるには
まだ時間がかかりそうだね。

恋してるんだもの、不安に
なることなんてこれからも
何度もあるんだと思う。
そんな彼に対して、懲りずに
いつまでも先輩のそういう
気持ち伝えてあげてほしい。
こんな先輩だから、森永は
昨日より今日、今日より明日と
ずっと恋をし続けるんだろうな。

数巻ぶりの番外編です。
真崎…オレと付き合って
みてくれないか……?
例の1件から、真崎さんを
意識するようになった国博。
学生時代のことから、急に
付き合うなんてさすがに
そんなこと出来ない。
真崎さんの中には不安ばかり
だろう、それでも、これで
やっとお互いがお互いを
見ることが出来る、いい
機会になるんだと思う。
さて…どうなるでしょう。

なんか、ほんといろいろあった。
すごく長い時間かかったけれど
やっと、本当に心が通じたね。
哲博(森永)は、いつもいつも
世話かけられっぱなしというか、
とことん巻き込まれてきたけれど。
良かったな、ほんと。
きっとこれから先、2人が
ぶち当たる壁は幾つもある。
それでも、今度こそ2人で
乗り越えていけたらいいね。
~ひとこと~
はいー、今巻で最新刊。次巻の
発売はまだしばらく先ですかね。
いい感じにまとまってる9巻でした。
けど終わりじゃありませんw
先生もおっしゃってます。

10巻で再会できることを楽しみに、
気長に待たせて頂きましょう。