著:高永ひなこ 先生

そんな未来もいいんじゃ
ないかと思える…こんな
考えは傲慢だろうか
教授から、OBからの推薦
ということで結構好条件の
就職口を紹介された。
今までは、大学に残って先輩を
支えていきたいって、それだけを
考えていた森永だけれど、昔とは
だいぶ状況も変わっているし…
と進路に悩みだしました。
先輩のため、そう考えるのは
間違いではないんだろうけど…
それ以前に、先輩の気持ちとか
全然ハッキリしてないし、
自分の気持ちを告げて
先輩の気持ちを聞く
話し合いの場も必要だろう。
今までそれもせず一人で
溜め込んできたせいで失敗した
ことは山程ありそうだしねw

真崎さんが、森永に会いに来た。
国博に、住所聞いたんだよね。
そこでタイミング悪く先輩と
先にあってしまうんだけど…
結局は話をするために真崎さんと
出掛けて行ってしまった森永。
先輩、多分本気で森永を
心配してってのも勿論
あるんだと思う…けど、
それだけじゃないよね。
真崎さんに嫉妬してる、
そんなふうに見えてしまう。

すごく長い時間間があったけど、
あの時先輩が本当のことを
国博に言ってくれたことで、
結局は全て解決に繋がってる。
ほんとよかったね、森永。

うわ~!!!あっちでもこっちでも
ややこしいことになってる…。
先輩にもう会うなって言われた
けど真崎さんが心配で会おうと
してしまう森永。そして、
森永からまだ聞いていないことを
他から聞いて知ってしまった先輩。
大丈夫かな…大丈夫じゃねーよなw

2つの隠し事がいっきにバレて、
先輩と口論に…。森永は謝罪する
けれど全く話をわかってもらえず…。
終いには、少しずつ自分に心が
向いて来ていると思っていた
ことも全て否定されてしまう。
口論は今までもあったけど、
ここまでひどいの初めてじゃ
ないだろうか…。でも確かに
先輩もとても嫌な思いをした。
裏切られたようなものだからね。
仲直り…出来るよね??
早く仲直り出来たらいい。
二人とも頭冷やして…もう少し
落ち着いてちゃんと会話して…

ここまで言っても目を伏せた
先輩に真崎さんはこう言う。
…君には哲博を幸せには
出来ないかもね……俺が行く
先輩はすぐには動けなかった。
けどきっと、一人で頭冷やす
時間も彼には必要だとは思う。
頭冷やしてさっさと
落ち着いて、そんで森永を
迎えに行ってあげなよ。
真崎に譲る気なんてないんだから。
内心焦ってるのがまるわかりだ。
~ひとこと~
うわぁあああああ、なんか
悩みばかり増える巻でした(泣)
進路のこと、真崎さんのこと。
それに関して先輩のこと。
中々思うようには行かないね…。
次巻、どうなるでしょう。
一先ず、話し合いの場がほしい。
今回の、口論の原因は
一人で突っ走った森永だ。
けど、それに対して頭ごなしに
怒鳴り続けた先輩も先輩で…
ちゃんと話せばきっと解決
出来た話だと思うんだけど。
早く続き読みたいです←
ではまた次巻で!!