著:高永ひなこ 先生

二ヶ月にいっぺんでいいですとも!
そのかわり1回1回を濃くしますんで。
あの日から、2ヶ月間お預けを
くらい続け、その分で結局
朝までやり続けるはめに。
さすがに体が持たない。
というので、しぶしぶ森永の
条件週1を飲むことになった。
けど、どうなりますかね…??
そもそも気持ちがないまま、
脅されているから、みたいな
理由で拒めないみたいな関係
森永だって望んではいなかった。
いつか、思いが通じ合えて
気持ちごと抱き合える
日が来ることを祈るよ。

森永の兄が結婚することに。
そのことで式の話をしに来た
兄の国博。ここで初めて
真崎という名前が出てきます。
真崎さんの本当の思いを知った
上でずっと誰にも言わずに
一人犠牲になってきた森永。
その話を初めて先輩に話した。
同情、だろうけど、親身に
聞いてくれる先輩の存在、
真崎さんのことで荒れていた彼を
立ち直らせてくれた先輩の存在。
ほんと、大切な存在なんだと
再確認させられた。そして、
そんな森永に上手く逆らえ
ない先輩にとっても、森永は
とても大切な存在なんだ。

そうなんだよね、実際巴くんで
経験してるってのもあるけどw
巽先輩は周りを敵に回しても
家族をすごく大切にする。
きっと、そんな人だから
森永も好きになったんだろう。
今になって思う。ここまで
真崎さんに執着する国博。
彼にとっての真崎さんは、
先輩にとっての森永に近い
存在だったんじゃないかな?
それなら、弟の噂を信じて
ひたすら弟を恨むのにも
少なからず納得出来るもの。

森永のアパートを探していた
国博と偶然会った先輩。
彼の森永に対する扱いに
キレて本当のことを
話してしまった先輩。
森永は、ものすごく怒ったけれど…
「誰かがシワ寄せくらって保てる
バランスなんていつかは崩れて
当然なんだよ。いいんだあれで
――楽になっただろう?」
先輩にそう言われて、初めて
自分の気持ちが楽になって
いることに気付いた森永。
結果的に、真崎さんを裏切る
形になってしまったけれど、
きっとこれで良かったんだ。
ほんと森永は、先輩に
救われてばかりだね。

先輩明らかに怒ってますw
けどね、森永にはすごく
嬉しい言葉だったんだ。
男だからとか女だからとか
そんなの関係なくて、森永
だからってことだもんね。
言った本人は無意識だけどw
いつか、自分が行った言葉の意味、
彼の本心に自分で気付いて、認めて
くれる日が来るといいね、森永。

先輩のおかげで、国博と和解
出来た森永。改めて、本当に
これで良かったんだと思えた。
分かり合うためには、お互いに
真実を知らなきゃいけない。
逆に、本当のことを知れば
分かり合えるのが家族だ。
そう、思いました。
~ひとこと~
2巻でしたぁ!!
なんか、少しずつだけど
先輩の気持ちが変わって
きてる感じがしております。
まだ恋ではないかもしれない、
けど明らかにそれに近い気持ち。
これからどうなりますか…
森永の苦戦は続きそうですが、
気長に頑張ってくれ!森永!!