著:葉月抹茶 先生

いろいろ悩んで、それでも進んで
長谷くんはやっと心を決めた。
藤宮さんも、自分の過去に
向き合う覚悟を決めた。
少し時間はかかるかもだし
恐怖もあると思うけど、
2人でならきっと大丈夫。
心強い友達もいるしね。

九条くん、藤宮さんの病気のこと
いろいろ調べてたみたいだね。
長谷くんにも報告してくれた。
長谷くんはこう言ってるけど、
なんだ、人がいるとこでは
無理してるだけじゃないの。
九条くん、無理しすぎないでね。

九条兄、街で偶然見かけたからって
今更嫌な記憶思い出させてまで
謝ることかよ、そんな雑に。
彼は、何度藤宮さんを苦しめたら
自分のしてることに気付くのか…
弟はすごくしっかりした奴なのに。
九条兄は、悪気もなく結構
無神経なことしでかしちゃう
んだろうな。学んでくれ。

「こんな思いをするくらいなら、
この一週間のできごとが全部
なくなっちゃえばいいのに…」
事故にあった当日の話。
確かに九条兄に関することで
ショックを受けて待ち合わせの
場所に行けなかった。けど、
そのあとに本当の原因があった。
友達だと思ってた子にあんな
ふうに言われて、友達ってものが
分からなくなっちゃったんだね。
つらい思い出だけど、自分で
全部思い出すことが出来た。
よく頑張ったね、良かった!!

記憶も戻って、リセットも
なくなって、平和な日常。
ただ、もう長谷くんから
「友達になってください」
ってもらえないのが寂しい
なんて言う藤宮さん。
また同じようなことを言うと
したらって言おうとしたこと。
「こ」って何だよ w
恋人になってくださいとでも
言おうとしたんだよねきっと。
隠れて覗いてたみんなが
出て来て結局言えず終いでした w
~ひとこと~
いやー完結してしまいました。
恋に発展するのか??長谷くんと??
それとも九条くんと??なーんて
考えていたけれど、恋愛には
発展しませんでしたね w
このお話は、きっとそれで
良かったんだと思います。
ただ桐生くんと山岸さんに
関してはものすごーく
この先が気になりますw
とにかく、いいお話でした!!