著:葉月抹茶 先生

山岸さんは、いっつもほわーんと
しているように見えて、結構
いろいろ見てるよねぇ~。
最終的には自分のために
繋がることが多いけど、
そのために友達をすごく
大切に思っている。
みんな、前みたいに早く
戻れるといいね、山岸さん。

クリスマスは5人で藤宮さん宅で
クリスマスパーティーをした。
そこで偶然、藤宮さんが12/1が
誕生日だったことを知って
パーティーから抜けだした。
長谷くんの誕生日の時は藤宮さんが
プレゼントくれたんだもんね。
お返しは絶対したかったんだね。
ずっと友達だから、九条くん
との邪魔はもうしない、なんて
無理して頑張ったって、結局
周りに心配させるほど態度に
出ちゃうし、そんなんじゃ
藤宮さんだって喜ばないよ。
何か、もっとお互いのために
いい方法はないのかな??

長谷くんの思惑とは反対に、
藤宮さんはまた長谷くんに
前のような感情を抱いてる
みたいですよ…。ほんと、
これからどうするんだろ。

「あんな可愛い子と
友達になってみたいな…」
中学の時に藤宮さんと長谷くん
は出逢ってたんだね、とはいえ
まだすれ違いでしか無いけど。
この時からもう長谷くんは友達
になりたいって思ってたのね。
と、こんな感じで
少し昔話でした。

九条くんの兄、九条充の話で
藤宮さんが記憶をなくす原因が
会う約束をしたあの日に兄が
九条くんと話していた内容
だったんではないかと気付く。
タイミングも最悪だったんだね。
そんな原因で、何とかなる
ものなのだろうか…。

長谷くん、本格的に決心したね。
けど、そんなんで長谷くんの
心は救われるんだろうか…。
何か、みんなが幸せになれる
方法って無いのかな??こんなに
みんないい奴らばかりなのに。
~ひとこと~
桐生くんが関係しているんだろう
とは思ってたけど、まさか
兄貴とは。なんとも困った
お兄さんですわ…。これから
みんなどうするんだろ。
次巻、いよいよ最終巻です。