はんだくん 第3巻

著:ヨシノサツキ 先生

極度の男嫌いな生徒会長
天王寺佐和子‥なぜか女子
なのに男子の制服を着てる 笑

そんな彼女は半田くんを秩序を
乱す存在になる敵とみなした。

でも実際の所半田くんは何も
していないし、この取り巻き
だって半田くんを‥主に好む
集団が勝手にストーキングして
いるだけにすぎないわけで 笑

人気者ってのも大変ね 笑

「弱点がないなら作ればいい。」

そんな会長の発言により、半田くんの
弱点を作るべく呼ばれたのが肉食女子達。

でも半田くんの言葉を聞いて‥

「猛毒の肉食べれるよう
になったら出直すわ。
(訳:半田にホレちまった)」

「それまで野菜食べて体
鍛えるね。(訳:清楚になる)」

肉食女子は大人しくなった 笑

これ、本当は近くに猫が隠れてて
半田くんのお弁当に入った肉を
狙ってたから言った言葉だった 笑

こういうね‥無関係な所でいい
誤解を与えることでHND症に近い
症状を訴える人が増加していく 笑

例の肉食女子達の一件から、
会長はある行動に出た。

「半田はクラスをまとめる委員長で
ありながら、所かまわず女子を
誘惑する不埒者、よって一年間
女子の制服で生活してもらう。」

無実の罪な上、意味がわからない 笑
学校ぐるみで嫌がらせが始まった
などと思いながら逃げ回る半田くん。

その先で事故が起きた。
階段を登ってくる会長。
上から降ってくる力丸。

それに驚いて階段を踏み外した
会長は半田くんをひっぱって‥

結果、今に至る 笑

力丸=会長の犬的存在で副生徒会長
男子生徒だが女子の制服を着ている。

力丸のせいで、会長のときめき思考は
停止したようだったけど、この後
半田くんの身に問題が発生した。

「ボクは誰ですか?」

半田くん、記憶喪失 笑笑

記憶を失った半田くんは、家に
あった思い出の品などから自分
が人気者であることを把握した。
その中には以上な者もいることも。

人気者なら大丈夫だと笑顔で
学校へ‥やたらフレンドリーに
クラスメイトに話しかけるし、
女子に迫ったりするし‥あなた
一体誰なのよ状態の半田くん 笑

そんな異常な彼を見て、半田軍
(相沢・レオ・あかね・幸男)は
なんとかして元の半田くんに
戻す努力を始めたのだけれど‥
でもそのやり方が問題だった。

「記憶を取り戻すには、記憶をなくした
時と同程度の衝撃を与えればいい。」

なんて、漫画から得た情報で
試そうとしたのがまさかの、
ハンマーでゴツンとする‥
木製でもゴム製でもなく鉄 笑

普通に死にますよね~。
追いかけ回されたり、ハンマーで
殴られそうになったりを繰り返す
うち、徐々に記憶が戻りだす。

『オレは嫌われ者』

ひどい頭痛と共に脳内に流れた言葉。
最終的にまた階段から落ちるはめに
なった半田くんだったが無事記憶は
戻りいつも通りの半田くん‥いや、
人間不信はかなり悪化したようだ。

半田くんの人間不信の悪化に
気付き、それをなんとかしようと
川藤が半田くんを遊びに誘った。

川藤のためを思って変装して
現れた半田くん‥そこには
長谷川という川藤の友人もいた。

半ザワと名乗って3人で楽しく
遊んでいたけれど、長谷川は
すごくいいやつでこれなら
正体を明かしてもと思えた。

そんな中、長谷川が部の先輩
らしきガラの悪い人達に絡まれ‥
それを助けようと変装をといた。

半田が現れたことで先輩たちは
その場から去っていったけれど‥

「このくらいで知り合い
ヅラするんじゃないぞ。」

自分と関わったら長谷川まで
嫌われてしまうかも知れない‥
そんな理由で、あくまで友人を
守るために言った言葉だった。

結局‥半田と長谷川は友達になる
ことは出来なかったみたいだが、
半ザワに漫画を貸す約束をした
長谷川は友人の半ザワに約束
通り漫画を貸してくれたようで
人間不信は少しだけ緩和された 笑

同じ学校の生徒の中に、占いに
ハマってよく当たると評判の
つぐみという女子生徒がいた。

実力だめしに、半田くんの
手相を見ることにした彼女。

でも、彼の手相は驚くほど平凡。
そんな中、尋常じゃない被害妄想
の持ち主だとはっきりでていた 笑

わー、この子ほんと当たる子だ。
そしてその後半田くんの未来を
予測しようとした結果‥謎の
未婚で子沢山な未来が判明 笑

彼女の占いがどんなものなのかは
よくわからなかったけれど、その
光景は彼の未来が描かれている
『ばらかもん』での世界だった。

こんな想定外の事実を正直に
伝えてはいけないと彼女なりに
気を遣った結果かもしれない。
占いの真実は心の中にとどめ
曖昧な情報を伝えたつぐみだが、
いやはや‥占いってすごいな 笑

テストがあった。そこで名前を書き
忘れた半田くんは再試を受けることに‥

半田軍の連中は、半田くんは1位に
決まってるなんて言ってて、でも
実際の1位は相沢‥名前を書いてても
半田くんは25位程度の成績だった。
25/250だから十分いい方だと思う。

でも、再試会場に半田くんが来た
ことで周囲の連中は混乱した。

「半田はナゼ追試を受けてるんだ!?」

皆名前の書き忘れを想像するものの、
そんなへまするわけ無いと考えた 笑
そのまさかだとは誰も思ってくれない。

再試に向けて必死に勉強した成果も
あり、半田軍は皆ギリ合格点を出す。
そして勝手に半田くんを尊敬した 笑

そんな半田くんは‥再試でまた名前を
書き忘れるというヘマをやらかして
再び0点を取ってしまったようだ 笑
半田くん結構抜けてるとこあるな。

~ひとこと~

半田くんはいろいろタイミングが
悪い人だなとよく感じてます 笑
タイミングの悪い言葉ばかりを
聞いてしまったり、そういう場に
居合わせてしまったりして更に
落ち込んでしまうことが多々ある。

そのくせ周囲は半田くんの言葉を
タイミングいいところだけ聞いて
本人の思いとは無関係に高感度が
上がっていくことが多々ある。

そんな不思議なことの繰り返し、
いつか終わる日は来るんだろうか?
相変わらずツッコミ不在ですが、
これはこれで面白いんです 笑

面白さ、少しでも伝えられて
たらと願います。また次巻で!!