月刊少女野崎くん 第11巻

著:椿いづみ 先生

「実は私お姉様に会いに来たのです
が、一向にお姉様に会えなくて…。」

ある日男子に免疫がないらしい女子校の
制服を着た少女が野崎くん達の学校に
現れた。彼女は鹿島くんに会いに来た
と彼女の名を出したんだけど、それを
聞いた野崎くんとみこりんは彼女は
鹿島くんのファンだと断定した 笑

彼女は野崎くんのことは公務員さん
だと誤解しているし、男女が一緒に
いるとカップルに見えるなど過度な
妄想を始めてしまうような状態で、
少々扱いの難しいお嬢さんだった 笑

そんな妄想の原因になっているのが
まさかの夢野先生の恋しよだった‥

一ファンの子だろうと信じ込んだのが
悪かった。自分が夢野咲子だと名乗り
出て全てネタバラシをした野崎くん。

‥彼女の名前は鹿島麗、実妹だった 笑
鹿島くんにバレるのも時間の問題だね。

そんな話から野崎くん11巻start !! 笑

ある日、締め切り前にお泊りで
漫画を描くみこりんと若..と
そこには真由も来ていたらしい。
なぜか野崎くんの部屋で寝てて、
真由にも手伝ってもらうんだけど..

徹夜して、朝方に寝ることにした
みこりんと若、野崎くんも数時間
遅れでペン入れを終えあと残るは
トーン貼りのみとなったわけだ。

そこから6時間後、みこりんと若が
目覚めるとそこには完成した原稿。

真由、スクワットしながらトーン貼り
したのか、そりゃ筋肉痛なるわ 笑

誰がやったんだって話になって、
若は真顔で小人さんなんて言う。
みこりんは千代ちゃんがどこか
隠れてるのかなとか言い出すし。

真由がやったであろうこの状況を
正しく理解した者はいたのか、謎。

「そろそろさぁー『私が
ローレライだぜ!』って若に
バラそうかと思うんだけど…」

ある時そんなことを言い始めた結月。
若に、重要な秘密をバラされるなら
どんな方法が良いかと聞いたらしく
良いニュースと悪いニュースを同時に
聞きたいと言う返事をもらった結月は

2つの内容を書くために2つの木の板
(立て看板)みたいなのを用意した。
そんな彼女の異変、というか怪しい
行動に若は気づいていて、なぜか
遼介くん(結月兄)に相談していた。

「犬を拾ってきて小屋作って
欲しいんじゃないか!?あぁ全部
当て嵌まる。絶対これだ…!!!」

持っている木の板、そわそわした様子
から遼介くんはそんな結論を出した。
うん、全くもって合ってないけどな 笑
それを聞き犬好きらしい若は大喜び。

早く犬に会いたいとばかりに幸せ
そうな表情を見せた..そのせいだ 笑

バラす当日直前になって緊張する
結月だが、なんとか真実を告げた。
告げたのに..若の脳内は犬のこと
ばかりになっててローレライだと
全く信じてもらえなかった様子。

実は少しあとに詳細説明を添えた
板数を増やしリベンジしたんだけど
もうどこから突っ込んだらいいのと
いう状況で結局伝わらなかった 笑

信頼関係ってすごく大事よね、
結月=ローレライだって本当に
伝わる日はこの先来るんだろうか。

「いや…あの…か……
彼氏…いたの………?」

ある日友人と出かけようとした
都先生は彼氏との約束を理由に
ドタキャンをされることになる。

そこでの都先生の反応がこれ。
すごく妙な顔をしていたよ 笑
2人が付き合ったきっかけが不味い
味噌汁だのコーンポタージュだの。

細かいことはよくわからないけど
恋愛経験がないであろう都先生は
一人で大混乱..していた所に偶然
通りかかったのが遼介くんだった。

漫画のネタ的に、必死に普通の
告白や付き合うってことを考える
都先生..の思考などつゆ知らず、
ただ好きな子と遊びに行きたい
遼介くんは一先ずデートに誘う。

..という所から2人で買い物したり
いろいろ回ることになったんだけど、
その最中も都先生は必死に漫画の
ネタになりそうなことを考え実践。

そんな中で、妹への嫉妬的な発言を
試みた都先生だけど、地雷だった。

「いいなぁ…私…遼介くん
の妹さんになりたい。」

めっさ真剣に止められました 笑
それがスイッチになってしまったのか
その後都先生が何を言っても遼介
くんは妹のことを思い出してしまう。

それには気づかない都先生、勿論
告白したつもりはなかったろうが
勢いのまま好きと言われテンパる。

そしてそれに遼介くんは気づかず
ちょっといい雰囲気かと思いきや
自らそれを壊しに行く遼介くん。

..都先生、実は落とすの簡単な
気がしたけど、問題は遼介くんの
方なんじゃないかなと思えた 笑
結月の存在、困った妹やのう..
それがひっかかってる以上きっと
これ以上先への進展はないぞ。

説明はしょりますが、いろいろあって
千代ちゃんは乙女ゲをプレイすることに。

みこりんにやり方を聞きながら
ゲームをやってみる千代ちゃん。
キャラ選択は野崎くんっぽいという
理由で無愛想な小説家黒川望を選択。

千代ちゃんの恋愛的思考が、野崎くん
によって大分ずれていることに気付き
つつ..ゲームを進めるも問題が発生。

千代ちゃんは選択肢を並べ替えだと
勘違いしているようで、ミスった。
でもこれが実践だとまた話が違い、
野崎くんに対してなら並べ替えで
全て使って綺麗にまとめたのだ 笑

この子乙女ゲ向いてないな思った。
相手が相手だから気が遠くなるかも
しれないけど、この子は現実で恋を
してる方がきっと向いてると思う 笑

ある時漫画で使おうと催眠術の
本を読みながら実践してみること
にした野崎くんと千代ちゃん。

「やっぱりこういうのは素直
な人の方がかかりやすいよ!!」

お腹がグーグー鳴り始める..なんて
恥ずかしい催眠をかけられることを
逃げたい千代ちゃんは、偶然通り
かかった鹿島くんを巻き込んだ 笑

おもしろいように催眠にかかって
爆睡してしまった鹿島くんに対して
ちょっと恋愛的な催眠をかけようと
して途中でやめ、証拠隠滅を図る野崎
くんだったけど..後に大変なことに。

演劇部の部室に行った鹿島くん。
堀ちゃんを見て一言こう言った。

「あ、えぇと…ああ!新しい部員
の人ですか?はじめましてー!」

実は

「あなたが次に堀先輩に会ったら…」

「あなたは今までのことを全部忘れます。」

という催眠にかかってしまったらしい。

野崎くん達は証拠隠滅して終わった
ことだと思ってしまってただろう。
焦るのは演劇部の部員たち..でも
堀ちゃんだけは、鹿島くんの様子が
おかしいことよりも普段見せない
ような様々な表情を見せることに
喜びを隠せずに楽しそうだった 笑

ほんと、堀ちゃん鹿島くんの顔
大好きだよね、鹿島くんマニア 笑

そんな状況を知った麗(鹿島妹)が
更に余計な催眠をかけたりした..
ので翌日更に厄介なことになった。

明らかにおかしいのは誰が見ても
分かる状況だったのに..堀ちゃん
の順応性は高すぎるようで数時間?
経った頃にはすっかり馴染んでた 笑

全力で焦って簡単に馴染んでしまう
堀ちゃんを怒り出す演劇部の..
えーっと、誰さんだろうこの人 ←

堀ちゃんが怒られている後ろで、
鹿島くんがおかしいという情報を
みこりんから仕入れたらしい2人は
催眠術の本を見ながら催眠を解く。

そう、無事解けた後に堀ちゃんは
それを知らぬままこんなセリフを。
何これ、告白か何かなの !??? 笑

この後の鹿島くんの反応がめっちゃ
気になるけど描かれてなくて、ただ
堀ちゃんが必死な顔で言っていた。

「鹿島の記憶を消したい…。」

ほんと、どうなったのか気になる 笑

~ひとこと~

今回もいろいろ詰まってました~ !!
書けてない部分でもおもしろくて
笑ってしまった所多々、本当に
野崎くんは最高におもしろいです。

そしてお気に入りの堀ちゃんと
鹿島くんのお話も今回さらに
おもしろくて、もう最高だった。

相変わらず恋愛的な変化は誰も
見れてないけど、多彩なギャグが
詰まった愉快すぎる彼らのお話に
今回もたくさん笑顔をもらいました。

紹介できてない所も、ぜひぜひ本を
お手にとり読んで頂けたら嬉しいです。