flat 第2巻

flat2

著:青桐ナツ 先生

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平介は自由気まますぎて
問題になるほど悪いことは
しないけれどいいこともしない。
そういう意味で問題児だなんて
言われていたわけだけれど…

そんな彼と中学からの仲な
鈴木、2人が一緒にいるように
なったきっかけのお話があった。

最初は授業のペアになって…
それをきっかけに鈴木から
話しかけていったのだけれど、
きっと今以上に自由気ままな
平介とは会話も成り立たず…
でもそんな彼と関わってく
うちに、なんか楽しいって
感じてしまったのかもね。

平介のやることに対して注意
したり助言したり、いろいろ
ズバズバと言う鈴木くんとの
馴れ初め話は、2人の関係が
なんだかいいなって感じて、
少し温かい気持ちになった。

flat2-2

「やっぱり平介くんも友達
と遊びまわりたいよね!」

秋の父親が、秋と同年代の
友達がいたらいいのになー
とか言ったのが事の始まり。

その話を平介伝いに聞いて、
友達の佐藤が弟の虎太郎を
連れて遊びにやってきた。

秋と虎太郎、2人で遊んでる
のも楽しそうではあったけど、
それでもやっぱり平介と遊び
たがる秋…ほんと、物凄く
懐いたよね、ある意味すごい。

そんな秋を見て、虎太郎は佐藤
や平介も一緒にかくれんぼを
しようと提案…で隠れた場所で
平介とばったり遭遇した秋。

父親が言っていた言葉を
ずーっと気にしている様子
だった秋に、平介がちゃんと
秋の気持ちを考えて返事した。

昔ならそんなふうに考えて
返事したりしなかったんじゃ
ないかなって思う…この場を
見ていた鈴木も「フツウ」とか
「それなりに」とか答えると
思ったとか言っていたしね。

これもやっぱり、秋に出会って
平介が成長したとこなんだろう。

flat2-3

「おつかいもひとりででき
ねーのかよ、だっせー。」

虎太郎が秋にそんなことを言ったw
わかりやすくガーン!!って顔を
した秋を見て、虎太郎はもう一言。

「だいじょーぶだよ、かんたん
だもん。おまえにもできるよ。」

応援までしてしまったものだから、
秋はおつかいに行きたくてウズウズ。

それを見かねて、平介に少し離れた
所から見守ってもらって、秋に
はじめてのおつかいをしてもらおう
ってことに。最終的に心配やら何やら
で父親もついて来たのだけれども…w

そんなこんなで、転んでいた子供
を助けて家まで送って行ったりと
回り道しながらも無事、おつかいを
済ませて帰宅することが出来た秋。

平介がはじめておつかいに行った
時はどんなだったろうと考えるも、
イマイチ思い出せない平介だった。

でも、平介なりの労いの言葉で、
秋は満面の笑顔…良かったね。

自分も昔、こんなふうなことが
あったのかもしれない、あんま
覚えてないけど…みたいなのが、
きっと子供と一緒にいると
たくさん出てくるんだろうな。

flat2-4

平介達とは高校から…なのかな?
昔キョーケンなんて呼ばれてた
らしい佐藤…実際自分から喧嘩を
ふっかけたりしたことがあるわけ
ではなく、来るから倒す~的な
感じだったらしいのだけれど…。

そんな噂話からの平介行方不明。
…オチとしては、先生の罠に
引っかかって身動き取れなく
なってただけの話だったけどw

「そゆとこでも生きてけ
そうだもんなァ。佐藤は
なんかこー、どこでも。」

そんな平介の言葉を聞いて、
佐藤は笑顔でこう答えた。

「おれわりと、楽な
とこばっかいるよ。」

器用そうだし、生きてこうと
すればそれなりにどこでも
生きていけるのかもしれない。

それでも、今鈴木や平介と
一緒にいるのはこいつらと
一緒にいたいって思う素直
な気持ちからなんだろうな。

そういう気持ちで一緒にいる
仲って、すごい幸せだと思う。

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秋母…平介の扱いに
随分慣れたようですw

そして秋も最初に比べて
随分表情豊かになって…

平介とお友達s(佐藤と鈴木)、
そして秋、虎太郎。彼らを
見てるとほんと和みますね。

~ひとこと~

本編とは全く違うお話
「ふゆめ」という短編の
物語が描かれていました。

幼いころに1羽のひよこと
出会った少年・葉太は、
不思議な事にそのひよこの
言葉を理解することが出来た。

そんな、少し不思議なお話、
でもとても温かいお話でした。
こちらもおすすめですよ☆

flat本編の方も、秋と平介
以外のお話も少しずつ描かれて
いて、とても興味深い所です。

ではまた次巻で!!